「ポケモンGO？まだやってんの？」藁w
　
...そんなこと言わないでください。私のような中高年を中心にまだまだ人気だそうです(涙)。ポケモンGOは2016年7月にサービスを開始。ミーハーな私は当時すぐにインストールしたものの，そもそもゲーム好きではなかったためすぐに辞めちゃってました。2020年頃に甥っ子にポケモンブームが到来し，甥っ子にモテたくて再インストールしコツコツとレベルアップ。...したものの甥っ子のブームは比較的早く過ぎ，レベル40（最大50）のつよつよオジサンが一人残されたのです...
　
そんなにゲーム好きではない私がどのように「つよつよ」に至れたのか。それはポケモンGOのチートアイテムである「ポケットオートキャッチ」様のお陰なのです。ポケモンGOで強くなるためにはポケモンを雑魚ポケモンも含めてたくさん捕まえる必要がありますが，私のような面倒くさがりには...苦行です。そしてレアなポケモンなどめったに出ません。そこで本家から自動でポケモンを捕まえてくれるアイテム，通称「ゴプラ」が発売されました。ただしゴプラはゲーム性を残すためにポケモンを捕まえる時にボタンを押す必要がありました。その必要すら無くした「ポケットオートキャッチ」シリーズが今回取り上げるアイテムです。ポケモンGO本家ではないサードパーティーであるBrook社から現在も発売されています。このアイテムの便利さを知ってしまうと，ポケモンGOは「ゲーム」ではなくただの「作業」となってしまう可能性があります。ご注意ください。
　
...もちろん当サイトではサードパーティーとはいえ新品・正規品を購入したりはいたしません！Junkこそ至高です。実は「ポケットオートキャッチ」シリーズには充電に既知のトラブルを抱えています。某メ〇カリ等で「充電が出来なくなりました」「バッテリー劣化あり」と1,000円くらいの相場でJunk品として出品されていますが，以下のケースは分解を要せずに簡単に修理が出来てしまいます。
　
　
① 本体の充電の接点部分の腐食
こちらは比較的多いトラブルです。Brook社も認識していて，アルコールと綿棒・ティッシュで接触端子を磨くようにYoutube動画を公開しています。

皆さまの逸般の誤家庭にはだいたいIPAが置いてあると思いますので，それを綿棒につけて接触端子を磨くだけで改善します。私は最初は綿棒で磨いていましたが，今ではリューターでゴリゴリ表面を削って磨いちゃってます。一瞬でピカピカになります。
　
　
② 充電ケーブルの破損
こちらも比較的多いトラブルだと思います。私もJunk品として購入したオートキャッチの付属のケーブルがまさに端子の破損による接続不良で，本体自体は問題のない商品だったことがありました。ちなみに充電ケーブルはBrook社の純正品である必要はなく，XiaomiのMi bandの充電ケーブルと互換性があります。某メ〇カリやAmazonでBrook純正を謳うケーブルが500～1,000円で売っていますが，Mi bandの充電ケーブルはAliexpressで互換品が100円以下です。予備を含めて複数買いできます。
　
オートキャッチシリーズは種類がゴチャゴチャしていますが，元祖オートキャッチとオートキャッチ2で互換性が分かれます。オートキャッチ2にはreviverだとかDiaとかメテオだとか亜種がたくさんいますが互換性があります。カウンターカルチャー弁論センター様が解りやすく解説してくださっています。ちなみに後に分解してみると元祖も2もチップセット（DA14580）は同じで電池の大きさや防水性，装飾の違いだけだったりするようです。
上が元祖オートキャッチで Mi band 2の充電ケーブルと互換性があります。
下はオートキャッチ2（reviver Dia）で Mi band 3の充電ケーブルと互換性があります。
　
　
③ 充電器との相性（1A以下）
こちらも近年の落とし穴ではないでしょうか。今どき1A以下のUSB充電器はむしろ珍しいかもしれません。カウンターカルチャー弁論センター様もこの問題について解説してくださっています。私はPowerIQ（自動電流調整）機能のある充電器を使用していましたが，一瞬「充電中」の表示が出るため充電されていると思いきや充電されていなかった，ということが何度かあり本体や電池の不良と思っていました。後に1A以下の充電器に変えてから「充電中」の表示が1時間ほど表示されしっかり充電されるようになりました。皆さまの逸般の誤家庭にはだいたい古いUSB充電器があると思いますので試してみると良いと思います。
　
次回【分解編】に続きます。半田ごてをご用意ください。